100年続く映画演劇の中心地:日比谷

「有楽町アミューズメント・センター構想」に始まる日比谷の街づくりは、時代とともに進化を重ねてきました。人々を魅了する「エンタメの聖地」として新たな挑戦を続け、東宝は新たな賑わいと物語を生み出し続けています。

当社所有の主要物件

1930s -
フェーズ1

「アミューズメント・センター構想」の完成

昭和初期、小林一三は、日比谷を舞台に、演劇と映画で人々を惹きつる街づくりを構想します。1934年には東京宝塚劇場と日比谷映画劇場を相次いでオープン。さらに日本劇場と帝国劇場もグループの傘下に収め、日比谷一帯に多数のエンタテインメント施設を有する一大「アミューズメント・センター」を実現させました。戦後には、さらに劇場や映画館が増え、1957年には東宝本社ビルが竣工。日比谷は"日本のエンタテインメントの中心地"として確かな輪郭を描いていきました。

東京宝塚劇場

日比谷映画劇場

日本劇場

有楽座

1980s -
フェーズ2

再開発によるさらなる賑わいの創出

映画・演劇文化を育んできた有楽町・日比谷エリアでは、時代の変化に応じて既存劇場を再生・進化させる再開発を推進。劇場を核にした複合開発を行い、新たな人の流れと賑わいを創出してきました。

有楽町センタービル(有楽町マリオン)

1984年、旧・日本劇場と朝日新聞社跡地を再開発し、「有楽町センタービル」(有楽町マリオン)が誕生しました。映画館と百貨店を核とする大規模複合施設として、日比谷・有楽町エリアの映画街を再構築。かつての名称と伝統を受け継ぐ「日本劇場(日劇)」が新たにオープンし、街の象徴的な存在として賑わいを高めました。

東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)

1987年には、低層部に商業施設「日比谷シャンテ」、上層部にオフィスを配し、現在では一般的である「用途の複合化」をいち早く実現した東宝日比谷ビルが竣工しました。日比谷に新たな賑わいをもたらすとともに、当時の先進的な管理システムにより、効率的な運営も実現しました。

東京宝塚ビル

2000年に完成した新たな東京宝塚ビルは、宝塚歌劇の躍動感や上昇の勢いを表した「ライジング・ステップ」をコンセプトとし、特徴的なタワー状のシルエットで新たなランドマークとなりました。21世紀の幕開けを華々しく飾り、東宝発祥の地において、いまなお賑わいと彩りを創出し続けています。

東宝シアタークリエビル

2007年、かつての東宝会館跡地に「Creation(創造)」を名に冠し、約600席の濃密な空間で演劇体験を追求する劇場として「東宝シアタークリエ」が誕生しました。日比谷シャンテと地下で直結し、上層階にはホテル「レム日比谷」を配することで、観劇と滞在をつなぐ街の拠点となっています。

2010s -
フェーズ3

エンタメの聖地「日比谷ブロードウェイ」へ

日比谷をエンタメの聖地とすることを目指す「日比谷ブロードウェイ」を掲げ、日比谷シャンテのリニューアルやゴジラスクエアの整備に着手。街そのものをIPとして育てる挑戦を続けています。

開発・リニューアル

日比谷シャンテのリニューアル

開業30周年を迎えた2017年、日比谷シャンテは段階的に進めてきたリニューアルをさらにスケールアップし、大規模なリニューアルを実施しました。地上1階と地下2階を中心に店舗構成や外観を刷新し、より幅広い世代に支持される商業施設へと進化しました。

エンタテインメントとの融合

「日比谷ゴジラスクエア」

日比谷シャンテのリニューアルを契機に、かつての名所「合歓の広場」から「日比谷ゴジラスクエア」に姿を変えた広場には、映画・演劇の街の象徴として国内外のファンに愛される全高3メートルの「新・ゴジラ像」が設置されました。

「The Star Gallery」

元々「合歓の広場」にあった77名のスターの手形は「The Star Gallery」として日比谷シャンテの地下通路に再整備され、映画と舞台の記憶を今に伝えています 。

国際映画祭の開催

東宝がこれまで築いてきた映画・演劇の街としての歴史を礎に、一般社団法人日比谷エリアマネジメント等との連携による仲通りの整備など、街づくりへの協力が実を結び、2021年より東京国際映画祭の主会場に選ばれています。

TOHO entertainment STORE

自社物件内に自社IPを展開する直営ストアをオープン。東宝のコンテンツの世界観を体験価値として提供し、施設の集客力とブランド価値向上に寄与しています。

東宝日比谷プロムナードビルの開発

東宝日比谷プロムナードビル

日比谷の玄関口に位置する複合ビルとして2023年にオープン。その名には、街を散策し、新たな出会いや上質な時間を楽しんでほしいという想いが込められています。駅直結の商業ゾーンと、CASBEE最高評価Sランクを取得したスマートウェルネスオフィスが新たな賑わいを創出しています。

今後も東宝らしい街づくりとしてエンタテインメント事業とのシナジーを生み出すとともに、日比谷という街のブランド=IPをつくり、育てていきます。