トップメッセージ

サステナビリティの追求とは、エンタテインメント事業そのもの

東宝グループでは、グループ・スローガン「Moments for life その時間が、人生の力になる。」を掲げています。
私たちがお届けする作品やサービス、そして空間やその時間がお客様の心を動かす。その瞬間に、私たち自身の心もまた強く揺さぶられる-。創業以来、大切に繋いできたこの「感動のループ」を100周年、さらにはその先の未来まで絶やすことなく回し続けること。これこそが、東宝グループが目指すべき持続可能性の形であると考えています。
私たちにとって、サステナビリティの追求とは、エンタテインメント事業そのものに他なりません。世界中の人々に「人生は素晴らしい」と思える喜びや感動をお届けすること。それ自体が、私たちの果たすべき最大の社会貢献であると確信しています。

私たちは創業者・小林一三が遺した「朗らかに、清く正しく美しく」という言葉をもとに、サステナビリティの基本方針を策定しました。

「東宝グループは、エンタテインメントの提供を通じて、誰もが幸福で心豊かになれる社会の実現に向けて"朗らかに、清く正しく美しく"貢献します」

これは、事業活動とは独立した指針ではありません。「TOHO VISION 2032」や「中期経営計画2028」を推進する上で、すべての事業の根幹となるものです。私たちは、この「朗らかに、清く正しく美しく」を現代の使命へと昇華させた4つの重要課題を軸に、さらなる歩みを進めてまいります。

「朗らかに」では、人材こそが価値の源泉であると捉え、誰もがいきいきと活躍できる職場環境づくりを推進します。
「清く」では、東宝スタジオでの再生可能エネルギーの活用をはじめとする脱炭素への取り組みなど、この先も末永くエンタテインメントを享受できる環境の保全に努めます。
「正しく」では、すべての人の人権を尊重し、誰一人取り残すことのない、健全で公正な企業文化を醸成します。
そして「美しく」では、「感動のループ」を紡いできた私たちだからこそ、映画や演劇を通じてその力を未来へと繋ぎ、社会に還元していけると考えています。子どもたちへの「原体験」の提供やクリエイター育成、次世代への文化継承など、エンタテインメントの未来を育む活動に注力します。

私たちはこれからも、当社グループにしか生み出せない独自の価値をさらに高め、社会とともに持続的な成長を目指してまいります。

東宝株式会社 代表取締役社長

松岡 宏泰