社会との共生
社会的な取り組み
AYAとの団体上映会
東宝グループでは、医療的ケアを必要とする障がいのある児童を支援している「認定NPO法人AYA」と協力し、2024年より、障がいがある子どもたちとその家族に向けた団体上映会を全国で開催しています。
国連UNHCR協会主催「難民映画祭」への協力
東宝グループは、国連UNHCR協会主催「難民映画祭」に協力しています。
子どもたちへの原体験の提供
子どもたちへ、人生の力となる時間を――
「TOHO Moments キャラバン」を開催しました!
全国各地の子どもたちに「原体験」を届けるプロジェクト「TOHO Moments キャラバン」を実施しています。
「いっしょにみると楽しいよ!
シネコンへのポケモン遠足」の実施
TOHOシネマズでは、こども食堂に通う子どもたちを映画館に招待し、ポップコーンやドリンクとともに、ポケモンの旧作を鑑賞いただく「いっしょにみると楽しいよ!シネコンへのポケモン遠足」を2023年より継続的に実施しています。
あしなが育英会との取り組み
東宝グループは、子どもたちへの原体験の提供を目指し、国内外の遺児を支援する一般財団法人あしなが育英会と連携したイベントを2023年より実施しています。
TOHO CINEMAS BOAT
「TOHO CINEMAS BOAT」は、TOHOシネマズが実施する映画体験を通じて子どもたちの思考形成を育むことを目的としたプログラムです。
企業訪問の受け入れ
東宝では、文部科学省が推進する「地域学校協働活動」に賛同し、学生たちによる企業訪問の受け入れを行っています。
クリエイターの支援・育成
TOHOシネマズ学生映画祭
TOHOシネマズでは、映画・映像産業の未来を担う若き才能の発掘と育成を目的として、2007年より有志の大学生を中心に運営する「TOHOシネマズ学生映画祭」を開催しております。
TOHOシネマズ学生映画祭
GEMSTONE Creative Label
「GEMSTONE Creative Label」は、才能発掘プロジェクト「GEMSTONE クリエイターズオーディション」を前身とし、次世代のクリエイターやプロデューサーの発掘・育成を目的に、2023年に東宝独自の取り組みとしてリニューアルされたコンテンツ制作レーベルです。本レーベルでは、若手クリエイターと若手プロデューサーがタッグを組むことで、既存の慣習やメディアの形式にとらわれない新しい企画にも自由に挑戦できる場を提供しています。
また、東宝の若手社員がプロデューサーとしても活躍しており、早い段階から企画・製作・宣伝に携わることで、プロデューサーとしての経験を積み、成長できる場としても期待されています。
GEMSTONE Creative Label
若手ミュージカルクリエイターの育成
東宝では、次世代のミュージカルクリエイターの育成を目指し、2024年より新たな取り組みとして「Musical Theater Writing Program」を始動しました。本プログラムは、東宝が企画・制作を担い、一般社団法人映画演劇文化協会が主催する、プロのミュージカル作家・作曲家を目指す方々を対象とした育成プログラムです。
映像原版の保全
旧作フィルムの修復とデジタル化保全
東宝グループでは、映画文化を次世代に継承するため、旧作フィルムの保全に取り組んでいます。東京現像所よりフィルムの保全・デジタル化業務を引き継いだTOHOアーカイブでは、繊細な取り扱いが求められる旧作フィルム原版に対して、定期的に状態確認やクリーニングを行っています。さらに、2020年以降はフィルムの劣化が著しい旧作を中心にデジタルスキャンを実施しており、年間約100本のペースでデジタルスキャンを進めています。
ゴジラ全作品DCP化
東宝グループでは、旧作フィルム保全に取り組む中で、当社グループの重要なIPである「ゴジラ」シリーズについても、DCP※化プロジェクトを推進しています。
1954年の初代『ゴジラ』公開から2024年で70周年を迎えたことを機に、"ゴジラ作品の魅力を劇場で味わう機会をお客様にご提供し、当社グループが長年培った特撮技術の粋を後世に伝えたい"との思いから、『ゴジラ FINAL WARS』(2004)までの実写「ゴジラ」シリーズ全作品を対象とした本プロジェクトをスタートさせました。
DCP(デジタル・シネマ・パッケージ)
映画館のデジタル映写機で上映するために必要なデータ・ファイルをパッケージしたものです。
旧作映画の継承
ゴジラ・シアター
東宝グループでは、歴代のゴジラ作品をお客様に「劇場」で体験していただくため、ゴジラ生誕70周年を記念し、2024年7月より「ゴジラ・シアター」を実施しました。
「ゴジラ・シアター」では、修復を経てDCP化された歴代ゴジラ作品を定期的に上映しています。長年のゴジラファンはもちろん、これまでゴジラに触れる機会が少なかった若い世代にもその魅力を広く届けるため、大学生以下のすべてのお客様に「ゴジラ学生割引料金」を設定しました。
文化継承~帝国劇場を未来へつなぐプロジェクト
デジタルアーカイブ化プロジェクト
1966年に「ふだん着で見られる世界最高の劇場」として開業した「二代目帝国劇場(以下、二代目帝劇)」が、再開発のため2025年2月末をもって閉館しました。東宝では、長きにわたり多くのお客様に愛されてきた「二代目帝劇」の建築的価値・文化的価値を次世代へ継承するため、デジタルアーカイブ化プロジェクトを実施しました。
本プロジェクトは、教育や文化継承の観点から長期的な資産として活用することを目的に、「二代目帝劇」を3Dデータとして記録し、その質感や形状を保存する取り組みです。写真や設計図面だけでは再現できない質感・形状・距離感を詳細に記録するため、スチールカメラによる多角的な撮影と、レーザー計測機による点群データ取得を組み合わせたフォトグラメトリ※およびレーザースキャン技術を採用しました。
フォトグラメトリ
複数の写真を基に3DCGを生成する技術です。
各年度の取り組みや詳細情報は、以下のリンクより最新の統合報告書をご覧ください。
統合報告書