1952-1944
(公財)阪急文化財団
1945-1960s
© TOHO
1970s-1980s
1990s-2010
2011-現在
© TOHO
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突破の歴史。
Moments
進化の瞬間。

幾多の苦難や試練を乗り越え、次なる時代へと踏み出した「その瞬間」。
そこには、東宝が紡いできた挑戦と革新の物語が、刻まれています。

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1932-1944 Moment 誕生
日比谷から、
日本がまだ見ぬ「夢」を描く。
1932年、東京・日比谷。東宝の歴史は、株式会社東京宝塚劇場の設立から産声を上げました。その2年後の1934年、小林一三が抱いた「誰もが楽しめる健全な娯楽を」という理想の結晶として、ついに「東京宝塚劇場」が幕を開けます。当時の演劇やレビューは、限られた富裕層や上流階級だけが享受できる高嶺の花。そんな時代に、一三は「朗らかに、清く正しく美しく」という理念のもと、手頃な価格で最高級の感動を味わえる近代的なビジネスを確立。それは、大衆の日常に光を届けるための、壮大な挑戦でした。
暗闇に灯された一筋の「文化の火」。その鮮烈な光から、日比谷エリアの演劇と映画を核とした一大娯楽街が生まれたのです。
1932 株式会社東京宝塚劇場設立
当時の東京宝塚劇場の外観
東宝の前身として設立。東京での宝塚歌劇上演と、演劇・映画興行を主軸に始動。
1934 東京宝塚劇場開場
(1997年に建て替えのため閉館)
レヴュー『花詩集』の一場面
レヴュー『花詩集』他で華やかに幕を開け、日比谷の地に新たな娯楽の殿堂が誕生。
1934 日比谷映画劇場開場
(1984年に建て替えのため閉館)
日比谷映画劇場の外観
本格的な洋画上映拠点として開場。「映画の街・日比谷」の礎を築く。
1943 東宝株式会社創立
東宝株式会社発足当時の集合写真
東宝映画を吸収合併。映画の製作・配給・興行および演劇の興行を一体とする総合的経営を展開。
TOHO’s Trivia 創業者・小林一三は、小説家志望だった?
1945-1960s Moment 覚醒
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敗戦の傷跡から、
あの「怪獣」が誕生した。
本土を襲う戦火の中でも、東宝は製作と興行の灯を絶やしませんでした。1945年、終戦。すべてを失った日本で、東宝が挑んだのは「誰も見たことのない物語」で希望を届けることでした。しかし、戦後の混乱期、組織は未曾有の労働闘争「東宝争議」に揺れ、崩壊の淵に立たされます。映画監督やスター俳優との決裂という痛みを経て、不屈の再生を遂げた東宝が生み出したもの。それが、1954年に産声を上げた特撮の金字塔『ゴジラ』と、世界を魅了した『七人の侍』でした。さらに1963年には、日本初のブロードウェイ・ミュージカル、『マイ・フェア・レディ』が大成功。こうした数々の挑戦が、東宝のアイデンティティを決定づけたのです。
1946 東宝争議勃発
東宝争議の様子
戦後最大級の労働争議が長期化。この難局を経て、経営体制の近代化へと舵を切る。
1951 ミュージカル・レヴュー『モルガンお雪』
上演
ミュージカル・レヴュー『モルガンお雪』の一場面
「帝劇コミック・オペラ」と称され、後の「帝劇ミュージカル」の先駆けに。
1954 映画『ゴジラ』公開
映画『ゴジラ』の一場面
© TOHO 特撮怪獣映画の金字塔が誕生。世界中に熱狂を生む、不朽のアイコンとなる。
1954 映画『七人の侍』公開
映画『七人の侍』の一場面
© TOHO CO., LTD. 黒澤明監督の傑作。ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞し、国際的評価を不動のものに。
1963 ミュージカル『マイ・フェア・レディ』
日本初演
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の一場面
日本初のブロードウェイ・ミュージカル上演。その成功が演劇事業の新たな道を切り拓く。
1966 二代目・帝国劇場開場
(2025年に建て替えのため閉館)
当時の帝国劇場の外観
劇作家・演出家の菊田一夫の構想による大舞台を備え、日本演劇界を象徴する拠点として開場。
TOHO’s Trivia 映画冒頭のあのマーク、ルーツは和菓子?
1970s-1980s Moment 不屈
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守るために変える。
それは未来を信じた
「勇気ある撤退」だった。
テレビの台頭という荒波に飲み込まれ、映画の灯が消えかけた1970年代。東宝は、かつての栄光を捨てる「苦渋の選択」をしました。撮影現場を担う製作部門の分離、そして、大規模な不動産事業への挑戦です。一見、映画から離れるようにも見えたその改革は、実は「映画という文化を永遠に守り抜く」ための、強靭な経営基盤を築く壮大な賭けでした。街を育て、劇場を守る。その冷静な判断は、社会派超大作『日本沈没』の爆発的なヒットとなって結実します。その熱狂は舞台へも波及し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の成功へと繋がっていきました。この時代の不屈の精神と大作路線の確立が、現在の東宝を支える揺るぎない土台となったのです。
1972 映画製作部門分離、テレビ事業への進出
テレビドラマ『太陽にほえろ!』の一場面
© TOHO CO., LTD. テレビ事業の成長に合わせ製作体制を最適化。『太陽にほえろ!』等のヒット作を創出。
1973 映画『日本沈没』
公開
映画『日本沈没』のポスター
© TOHO CO., LTD. 『八甲田山』(1977)へと続く超大作路線の先駆けとなり、空前のヒットを記録。
1980 映画『ドラえもん』
シリーズ開始
映画『ドラえもん のび太の恐竜』のポスター
© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 1980 国民的アニメシリーズが始動。世代を超えて愛される興行基盤を構築。
1987 ミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演
ミュージカル『レ・ミゼラブル』の一場面
ロンドン、ニューヨークに続く世界で3番目の上演。日本ミュージカル史に残る金字塔を打ち立てる。
TOHO’s Trivia 1万1千人以上が挑んだオーディションが、
東宝式ロングランを生んだ?
1990s-2010 Moment 変革
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スクリーンから溢れ出した感動が、社会を動かす「現象」に変わった。 2000年代初頭、日本で長らく続いてきた配給(流通)システムが崩壊。映画界を襲ったシネコン時代の荒波に対し、東宝は生き残りをかけた勝負に出ました。2003年、ヴァージン・シネマズ・ジャパン株式会社を買収。自らの強みであった興行網を根底から解体・再構築する抜本的改革に乗り出します。スタジオジブリの作品や『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』といった、時代を象徴するメガヒットを連発。映画は単なる興行の枠を超え、社会現象を巻き起こす「IP(知的財産)」へと進化を遂げました。物語を最適な形で観客へ届ける——。このとき東宝は映画配給会社の域を脱し、「エンタメ総合商社」としての真価を開花させたのです。
1997 映画『もののけ姫』
公開
映画『もののけ姫』のポスター
© 1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND 宮﨑駿監督作品が社会現象に。日本映画の興行記録を塗り替える歴史的快挙を達成。
2003 ヴァージン・シネマズ・ジャパン株式会社買収
ヴァージン・シネマズ・ジャパン株式会社買収時の記者会見の様子
ヴァージン・シネマズ・ジャパンを買収し、TOHOシネマズとして新たな興行網を構築。
2003 映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』公開
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の一場面
© 2003 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー 実写邦画の興行収入記録を塗り替える大ヒット。テレビ局との連携による新たな映画製作モデルを確立。
2007 シアタークリエ開場
シアタークリエの外観
多様なジャンルの作品を世に送り出す、革新的な中劇場として定着。
TOHO’s Trivia あの人気女優も“シンデレラ”出身?
2011-現在 Moment 飛躍
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夢は国境を越え、壁を突破する。
私たちの物語に、終わりはない。
いま、東宝は再び「創業以来の大きな賭け」の最中にいます。未曾有のパンデミックにより、劇場の灯が消えかけた窮地。私たちは改めて自らの存在意義を問い直しました。そして見出した答えは、さらなる「進化」でした。舞台は、日本から世界へ。映画が、ゴジラが、演劇が、そしてアニメが――。日本の枠を飛び出し、地球規模で観客を熱狂させる新時代。世界中のファンと直接つながることを意識した海外戦略を打ち出し、新たな海外展開へと歩みを進めています。かつて小林一三が日比谷の地に描いた「誰もが楽しめる娯楽」という夢は、いまや国境を越え、果てしない空へとその翼を広げています。東宝の歴史は、まさにこの瞬間も「次なる物語」に向かって、未知なる境界を突破し続けているのです。
2013 アニメーションレーベル
「TOHO animation」設立
TOHO animationのロゴ
アニメーション事業へ本格参入。企画・製作からライセンスビジネス、海外展開までを一貫して手がける体制を構築。
2014 TVアニメ
『ハイキュー!!』第1期放送開始
アニメ『ハイキュー!!』のキービジュアル
© 「ハイキュー!!」製作委員会 © 古舘春一/集英社 「TOHO animation」創成期から支える大ヒットシリーズ。アニメ事業における強力な収益基盤を構築。
2016 TVアニメ
『僕のヒーローアカデミア』第1期放送開始
アニメ『僕のヒーローアカデミア』のキービジュアル
© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 国内外で爆発的な人気を博し、世界市場におけるプレゼンスを確立。
2016 映画『シン・ゴジラ』
公開
映画『シン・ゴジラ』のポスター
© TOHO 庵野秀明総監督による新生ゴジラ。ブランド価値を再定義し、新たなファン層を開拓。
2023 映画『ゴジラ-1.0』公開
映画『ゴジラ-1.0』のキービジュアル
© TOHO 山崎貴監督によるゴジラ生誕70周年記念作。北米でも異例のヒットを記録し、世界を席巻。
第96回アカデミー賞授賞式の様子
© TOHO 第96回アカデミー賞®︎(2024)視覚効果賞を受賞。日本映画界に新たな歴史を刻む。
2024 舞台『千と千尋の神隠し』
ロンドン公演
舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演のポスター
ロンドンをはじめ海外各地で上演。日本発の舞台が世界へと羽ばたく。
TOHO’s Trivia ゴジラは、ギネス世界記録保持者?
「人生の力になる」
そんな瞬間を届けたい――。
Moments for Life その時間が、人生の力になる。 TOHO GROUP
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