観光やショッピング、仕事などで、普段何気なく歩いている東京の街。街のあちこちにゴジラがいるのですが、皆さんはいくつご存知ですか? 実は、全部違う作品のゴジラなんです。
今回は東京のなかでも新宿、日比谷、羽田のゴジラを紹介しつつ、ぬい撮りの参考として「ちびゴジラ」ぬいも連れていきました。観光の参考にしてください!
<12:40>
Spot1 新宿東宝ビル
地上約50メートルの迫力。ビル群に現れる「ゴジラヘッド」
新宿にある「ゴジラロード」をご存知でしょうか? 新宿駅東口から歌舞伎町方面へ歩いて5分、かつての新宿コマ劇場跡地に建つ「新宿東宝ビル」。そこへとまっすぐ伸びるアプローチが、そう呼ばれています。2016年に映画『シン・ゴジラ』の公開とビルの誕生1周年を記念して命名されました。
この道の先に、ビルの屋上からこちらを睨みつける「ゴジラヘッド」が目に飛び込んできます。地上約50メートルという高さは、1954年公開の1作目におけるゴジラの身長を再現したもの。新宿のビル群に溶け込むその姿を背景に、多くの観光客が足を止めて写真撮影を楽しんでいました。
どちらかがピンボケしてしまうので、なかなかぬい撮りは難易度高めです……。
ここで立ち止まったら、ぜひ時間が切り替わる0分ジャストのタイミングを待ってみてください。毎日12時から20時まで、1時間ごとにゴジラの咆哮が聞こえる演出があるんです。お馴染みのテーマ曲が響き渡ると、周囲の人たちからも歓声が。ちょっとした非日常のご近所体験を共有するような一体感に包まれます。
ゴジラヘッドの真下に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、ここでしか手に入らない特別なデジタル特典を楽しめます。アクセスすれば、新宿の街歩きがもっと楽しくなるかもしれません!
新宿東宝ビル
<13:10>
Spot2 新宿東宝ビル周辺
下を向いて歩こう!? 足元に隠れたアートな出会い
上を見上げてばかりでしたが、今度は視線を足元に落としてみましょう。新宿東宝ビル前の歩道には、ゴジラがデザインされたマンホールの蓋が2つ並んでいるんです。
描かれているのは、1992年公開の『ゴジラVSモスラ』と、2016年公開の『シン・ゴジラ』。東京都の「キャラクターマンホール」企画の一つで、絵柄に合わせて蓋の地模様まで異なるデザインが採用されています。
お天気の日はちょっと太陽光が反射しちゃいます。
さらに、ビル東側の外周を歩いてみると、ゴジラがデザインされた自動販売機も発見!
ここでは背景とのピント合わせに苦労することなく撮れました。
ゴジラは新宿の住民?!
実はゴジラ、新宿東宝ビル開業の2015年に新宿区から「特別住民票」を交付され、公式に新宿観光特使に任命されているんです。

2015年の任命式の様子。特別住民票には、新宿への「来訪(襲撃)回数」も細かく記録されているとか。
<13:30>
Spot3 新宿マルイ アネックス
歴代シリーズのアイテムが集結。世界初の「ゴジラ・ストア」
新宿東宝ビルからぶらぶら歩き、買物の定番スポット、新宿マルイ アネックスへ。1階にある「ゴジラ・ストア Tokyo」をのぞいてみました。お店の入り口には、全高約2.3メートルのゴジラ像がドカンと鎮座。2023年公開の『ゴジラ-1.0』のゴジラがモデルです。
店内にはフィギュアやぬいぐるみ、日常使いしたくなる文房具やアパレルまで、ゴジラグッズがぎっしり。日本ならではの湯呑や、日本モチーフのピンズコレクションは外国の方にもおすすめです。私たちの相棒、ちびゴジラのコーナーもあります。たくさんの可愛いグッズに囲まれて、気づけば編集部もすっかり夢中になってお土産を選んでいました。今月からは、公開をひかえた『ゴジラ-0.0』の先行グッズも販売しますので、皆さんお見逃しのないように!
ちなみに、都内ではお台場と渋谷にも「ゴジラ・ストア」があり、それぞれ異なるゴジラ像が待っているそう。ぜひ見比べてみてください。
店内は、国内外からやって来たゴジラファンでかなり混雑しています。ゴジラ像を撮るときは、お客さんが少ない瞬間を見計らって。
新宿マルイ アネックス
土日祝日の夜、東京都庁に実物大のゴジラが!?
夜の新宿散歩なら、都庁のプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」がおすすめ。土日祝日の夜、実物大・全高100メートルのゴジラが都庁の壁面に現れる大迫力の映像が無料で楽しめます。夜風に吹かれながら見る、最高のエンタメ体験になりますよ。

プログラムは、歴代のゴジラに会える「TOKYO GODZILLAs」(左)と、ゴジラが新宿に現れる「ゴジラ都庁襲撃」(右)の2つ。※プログラムは変更になる可能性があります
<14:20>
Spot4 日比谷ゴジラスクエア
ショッピングや映画の合間に。日比谷の街に溶け込むフォトスポット
にぎやかな新宿を満喫したら、地下鉄に乗って、大人の散歩にぴったりな日比谷エリアへ。東宝本社ビルの前にある日比谷ゴジラスクエアには、2016年公開の『シン・ゴジラ』をモチーフにしたゴジラ像が佇んでいます。
背景にきれいにビルが入るので、ぬい撮り初心者でもカッコいい写真が撮れそう。近くに車道と駐車場があるので、撮影の際は十分注意してくださいね。
かつて有楽町にあった日本劇場(現・有楽町マリオン)は、1作目の『ゴジラ』をはじめ16作目『ゴジラ』や30作目『ゴジラ-1.0』でもゴジラに破壊されるなど、界隈はゴジラとゆかりが深い場所となっています。そんなエリアの歴史を感じつつ、日比谷ゴジラスクエアに隣接する東京ミッドタウン日比谷の「TOHOシネマズ日比谷」へ。4階ロビーには、屋外とは趣の異なるノスタルジックな雰囲気のゴジラ像が設置されています。
訪ねたのは昼下がりで逆光……。このシルエットだけでいつのゴジラかわかりますか? 正解は平成VSシリーズの完結編『ゴジラVSデストロイア』の1995年の公開にあわせてつくられたゴジラでした。
さて、ちょっと歩き疲れてきたので、日比谷シャンテのカフェで一休み。ついでに3階の「TOHO entertainment STORE」をのぞいてみると、ここにもゴジラ像が。1991年公開の『ゴジラVSキングギドラ』に登場したゴジラがモデルです。
赤くライトアップされているので、下からあおって撮ると、おどろおどろしくて圧倒的です。全高は192cm。
日比谷ゴジラスクエア
知ってる? ゴジラ熱線の豆知識
ゴジラが口から放つ「放射熱線」。実は作品によって、紫色、赤色、青色と、色が違うのをご存じですか。日比谷にいるゴジラ像ゆかりのゴジラたちも、放射熱線の色が異なります。それぞれのゴジラが何色の放射熱線を出すのか──。家に帰ってから、サブスクでゴジラ映画を要チェックですね!
<16:00>
Spot5 羽田空港
空の玄関口に現れる、巨大モニュメント
日比谷から少し足を伸ばし、羽田空港へ向かいます。展望デッキや限定グルメなど、目的地としても人気のスポットです。
浜松町から約20分。羽田空港第3ターミナル駅に到着し、出発ロビーへと進むと、吹き抜けの大空間に初代ゴジラの姿が現れます。全長約40メートルにおよぶその巨大なモニュメントは、空港を訪れる人々を圧倒する迫力です。
多くの旅行者が行き交う出発ロビー。周囲への配慮を忘れずに、ベストショットを狙ってみてください。
さらに、2階の到着ロビー階に降りると、ゴジラ映画に登場する歴代の怪獣たちが壁一面にずらりと並ぶパノラマグラフィックがあります。同じフロアには、『ゴジラ-1.0』のゴジラの像も。
壁面のグラフィックは、ゴジラシリーズに登場するさまざまな怪獣が描かれています。ゴジラ以外の怪獣が観られる場所はレアかもしれません。ゴジラ像は国内外の旅行客に人気のスポットなので、周囲と譲り合いながら撮影を楽しむ姿が多く見られました。
羽田空港第3ターミナル
いかがでしたか? 東京の中心エリアだけでも、実はこれほど多くのゴジラに出会えるスポットがあります。本取材で印象的だったのは、どの場所でもゴジラにレンズを向ける人たちが、みんな笑顔だったこと。70年以上も前に誕生したゴジラが、今も世代や国籍を超えて多くの方々に親しまれている――その光景に、長年ゴジラを届けてきた私たちは、胸が熱くなるのを感じました。
今年の11月3日(火・祝)の「ゴジラの日」には、いよいよ最新作『ゴジラ-0.0』が公開されます。街歩きとともに、ぜひ最新作の映画もあわせてお楽しみください!